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昔、家族や職場で乗っていたキャラバンを思い出して、『あの頃の型ってどれだったんだろう』と調べている方も多いはずです。街で角ばった古いキャラバンを見かけると、つい目で追ってしまいますよね。
結論から言うと、キャラバンは1973年の初代から今のE26まで5世代あります。古い型を中古で買うことはできますが、税金・排ガスの規制・部品の3つを先に確かめておくのが大事です。
ここでは、歴代モデルの流れと、それぞれの特徴、昔の型を維持する時の注意をまとめます。
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キャラバンの歴代モデル一覧
まずは、5世代を並べてみます。型式の末尾の「E○○」が世代を表しているんです。
| 世代 | 型式 | 国内の販売時期 | ひとことで言うと |
|---|---|---|---|
| 初代 | E20型 | 1973年2月発表〜1980年 | キャブオーバーの1BOXとして誕生 |
| 2代目 | E23型 | 1980年8月〜1986年 | 初代の考え方を引き継いだ改良型 |
| 3代目 | E24型 | 1986年9月19日〜2001年4月 | 15年近く売れたロングセラー |
| 4代目 | E25型 | 2001年4月26日発表・5月14日発売〜2012年6月 | 前に衝撃を吸収する部分を設けた形に |
| 5代目 | E26型 | 2012年6月15日発売〜現行 | 「NV350キャラバン」として登場 |
(歴代の年月は Wikipedia 準拠。E26は日産公式ニュースリリースより)
E24とE26はどちらも長く売られた型です。だから中古で出回る「昔のキャラバン」は、E24・E25が中心になります。
キャラバンは初代E20から現行E26まで5世代です。中古で「昔の型」として見かけるのは主にE24とE25で、E26の前半は「NV350キャラバン」という名前でした。
型式の記号の読み方はキャラバンE26の型式の読み方で詳しく説明しています。

E20・E23型|キャラバンの始まりと「コーチ」
初代E20は1973年に登場しました。エンジンの上に運転席がある、いわゆるキャブオーバー型の1BOXです。
このころから、人を乗せる仕様には「コーチ」という名前が使われていました。荷物を運ぶ「バン」と、人を運ぶ「コーチ」「マイクロバス」に分かれていたんです。
| 呼び名 | 中身 |
|---|---|
| バン | 荷物を運ぶ商用の仕様 |
| コーチ | 人を乗せる乗用の仕様(今のワゴンにあたる) |
| マイクロバス | 大人数を乗せる仕様 |
2代目E23は1980年に出た型で、初代の作りを引き継いでいます。上級の仕様として「シルクロード」の名前が出てきたのも、このころです。
『コーチって今もあるの?』と思った方もいるかもしれません。今のキャラバンでは、人を乗せる車型は「ワゴン」「マイクロバス」と呼ばれています。
E24型|ロイヤル・リムジンとホーミーの時代
3代目E24は1986年9月19日に登場し、2001年まで売られました。「昔のキャラバン」と聞いて、この角ばった形を思い浮かべる方も多いですよね。
E24では、乗用の上級グレードに「リムジン」「ロイヤル」といった名前が使われました。高速道路を快適に走る仕様として、V6ガソリンエンジンを積んだ車も用意されていたんです。
- ロイヤル:E24の途中で加わった上級グレードの名前
- リムジン:乗用の上級仕様に使われた名前(「シルクロードリムジン」など)
- GTクルーズ:走りを意識した仕様の名前
- ビックリウインドウ:大きな引き違い窓を持つ仕様の呼び名
ここで出てくるのが、兄弟車の「ホーミー」です。ホーミーはキャラバンと同じ車体で、顔つきなどを変えて別の販売店で売られていました。
| 項目 | キャラバン | ホーミー |
|---|---|---|
| 中身 | 同じ車体 | 同じ車体(顔つきなどが違う) |
| 始まり | 1973年 | E20の時代(1976年)に追加 |
| その後 | 現行E26まで続く | 1999年6月2日にキャラバンへ統合 |
ホーミーという名前は、E24の途中でキャラバンに一本化されました。今「ホーミー」で検索して出てくる車は、ほとんどがE24以前の旧車です。
1997年にはエルグランドが登場し、上級の乗用ワゴンを求める人はそちらへ移っていきました。キャラバンが仕事用・送迎用の色を強めていくのは、この流れなんですね。
E25型|1.2BOXになった4代目
4代目E25は、2001年4月26日に発表、5月14日に発売されました。ここで形が大きく変わります。
衝突の安全基準に合わせて、運転席の前に衝撃を吸収する部分を設けたんです。完全な1BOXから、鼻先が少し出た「1.2BOX」と呼ばれる形になりました。
| 時期 | E25の主な変化(Wikipedia 準拠) |
|---|---|
| 2001年 | 登場。ガソリンはKA系、ディーゼルはZD30系 |
| 2003年 | 乗用の「シルクロード」が復活 |
| 2005年12月 | 顔つき(グリル・バンパー・ライト)を大きく変更 |
| 2007年 | ガソリンがQR系エンジンに変わり、5速ATを採用。「スーパーGX」登場 |
| 2009年 | シルクロードが終わる |
| 2012年6月 | E26(NV350キャラバン)に切り替わる |
E25の後半からは、今のキャラバンにも続くQR20DE・QR25DEのエンジンが使われています。この点は、中古で部品を探す時の安心材料になるんですよね。
『E25とE26、中古で迷ったらどっち?』という方は、安全装備の差を見ておきましょう。現行E26は、2021年10月のマイナーチェンジでインテリジェント エマージェンシーブレーキが全車標準になっています(日産公式ニュースリリース)。
NV350キャラバンからキャラバンへ
5代目E26は、2012年6月15日に「NV350キャラバン」の名前で登場しました。そして2021年10月20日のマイナーチェンジで、ガソリン車の名前が「キャラバン」に戻っています。
| 時期 | できごと(日産公式ニュースリリースなど) |
|---|---|
| 2012年6月15日 | 「NV350キャラバン」として発売 |
| 2021年10月20日 | ガソリン車が「キャラバン」に。7速AT化、MT廃止 |
| 2022年2月28日発表 | ディーゼル車も「キャラバン」に。4N16 2.4Lディーゼルターボへ |
| 2024年5月15日発表 | 新色ディープフォレスト・ディープオーシャンブルーなど |
| 2025年8月25日発売 | ガソリン車にインテリジェント クルーズコントロール |
「NV350」で中古車を探している方は、名前が違うだけで同じE26だと覚えておくと探しやすくなります。年ごとの改良の中身はキャラバンの一部改良・マイナーチェンジにまとめています。
昔のキャラバンを中古で維持できる?
ここがいちばん気になるところですよね。結論から言うと、E24・E25でも維持はできます。ただ、新しい型にはない手間とお金がかかることも。
- 自動車税は、新車登録から一定の年数がたつと重くなる仕組みがある
- 古いディーゼル車は、自動車NOx・PM法の対策地域で登録できないことがある
- 純正部品の供給が終わっている部品は、中古やリビルト品を探すことになる
- エアコン・ゴム類・ブレーキまわりは年数で傷みやすい
とくにディーゼルの旧車は、住んでいる地域によっては登録そのものが難しい場合があります。首都圏などで古いディーゼルを検討している方は、買う前に販売店や運輸支局で確かめておきましょう。
具体的な税額は年式・車型・用途で変わるので、この記事では金額を書きません。バン(1・4ナンバー)は、今のキャラバンと同じく貨物車として毎年車検になる点も覚えておいてください。
- 車検証で型式・初度登録年月・原動機の型式を確かめる
- ディーゼルなら、自分の住所で登録できるかを確かめる
- 整備記録簿があるか、主な交換部品の履歴を見る
- 下回りのサビと、オイルや水の漏れを現車で見る
- 近くに古い商用車を見てくれる整備工場があるかを探す
販売店では、こんなふうに聞いてみると話が進みます。
「このE25、整備記録は残っていますか?」
「前のオーナーさんの分が何年か分あります。交換した部品も書いてありますよ」
記録があるかないかで、買ったあとの出費の読みやすさがまったく違います。走行距離ごとの交換部品の考え方はキャラバンは何万kmまで走れる?が参考になります。

旧車と現行、どちらを選ぶ?
昔の型にはデザインの味があり、今の型には安全装備と燃費の良さがあります。どちらがいいかは、使い方で決まるんですよね。
- 角ばった形やレトロな雰囲気を楽しめる
- 車両の価格を抑えやすい
- 構成がシンプルで手を入れやすい部分もある
- 税金や部品の手間が増えやすい
- 衝突被害軽減ブレーキなどの安全装備がない
- 古いディーゼルは地域で登録できないことがある
『見た目は昔の型が好き、でも毎日使うのは不安』という方は、現行E26をレトロ風にカスタムする方法もあります。丸目のライトなどで雰囲気を寄せる手順はキャラバンの丸目・角目・レトロカスタムで紹介しています。
現行型の燃費は、日産公式諸元のWLTCモードでガソリン7.7〜8.9km/L、ディーゼル10.5〜12.0km/Lです。毎日の足として使うなら、この差も比べておくといいですよ。
- 欲しい世代(E24・E25・NV350)と、バンかコーチ・ワゴンかを決める
- 中古車サイトで「キャラバン」「キャラバンコーチ」「NV350キャラバン」の名前で探す
- 気になる車の型式と初度登録年月をメモする
- ディーゼルなら、自分の住所で登録できるかを販売店に聞く
- 現車確認で整備記録と下回りを見せてもらう
世代によって中古車サイトでの車名が分かれているので、名前を変えて何度か探すのがコツです。
古い型の在庫を条件で絞り込んで見たい方は、中古車ポータルで型式や年式を指定して探してみてください。
新車を候補に入れるなら、キャラバンの値引き相場と限界額と、次の型の情報をまとめた新型キャラバンはいつ出る?も合わせて読んでみてください。
キャラバンに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
キャラバンへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
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よくある質問
キャラバンは何代目まであるのですか?
初代E20(1973年)から現行の5代目E26まで、5世代です。E26は2012年6月15日に「NV350キャラバン」として発売されました。
キャラバンとホーミーの違いは何ですか?
同じ車体を使った兄弟車で、顔つきなどと売っている販売店が違いました。ホーミーは1999年6月2日にキャラバンへ統合されています。
キャラバンのロイヤルやリムジンは何代目の車ですか?
主にE24型の乗用の上級グレードに使われた名前です。今の現行モデルには、この名前のグレードはありません。
キャラバン コーチとは何ですか?
昔のキャラバンで、人を乗せる乗用の仕様に使われた呼び名です。今のキャラバンでは「ワゴン」がこれにあたります。
E25のキャラバンを今から買っても大丈夫ですか?
維持はできますが、税金が重くなる仕組みや部品の供給、ディーゼルなら登録できる地域かを先に確かめてください。整備記録の有無も大事な判断材料です。
まとめ
- キャラバンはE20(1973年)からE26(現行)まで5世代
- E24は1986年から2001年までのロングセラーで、ロイヤル・リムジンの名前もこの時代
- 兄弟車ホーミーは1999年6月2日にキャラバンへ統合
- E25で1.2BOXの形になり、後半からQR系エンジンを採用
- 旧型は税金・排ガスの規制・部品の3つを買う前に確かめる





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